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家のものを減らし

「整理整頓」「片付け」の時間が

ドラマティックに激減しました。

「急なお客様」が来ても

片付けるものが少ないので楽勝

素敵な空間を共有できます

と言われるので私も実験します。

子どもの急なお客様たちは

床が何かにまみれていようと

たいして気にせず

自分たちと猫のことくらいしか

見ていないので考えないとして

私が待ち構えていたのは

子どもの客ではなく

大人対応が求められる

大人の「急なお客様」です。

そして先日

「急なお客様」が突然

やってきてくれました。

銀座で並んで購入したという

美味しいパンを

届けてくれたのです。

私は洗濯機に放り込まれた

洗濯物にワイシャツとか

白いものとか混ざっているので

わけて洗おうと

悪戦苦闘していました。

チャイムが鳴り

インターフォン越しに話して

急なお客様をお招きしようと

洗面所に洗濯物をまき散らして

ドアで封印しました。

子どもが仲良くしている

お友達のママで

お友達も一緒にきてくれました。

おしゃべりし猫遊びして

手を洗ってチョコレートを

一緒に食べようと

まきちらした洗濯物を忘れて

洗面所を開けたら

洗濯物だらけでした。

「あっ」と誰かが言いました。

私も心の中で同じ瞬間に

叫びました。

ブルドーザーのように

洗濯物を端によせて

手を洗いました。

いつもは赤い絨毯を敷いて

暮らしているんですよと

嘘もつきました。

びっくり箱系の家で

隠しきれない我が身を持て余し

さらけ出すしかない生活が

気に入っています。

「急なお客様にスマートに

対応できる」という幻想も捨て

「おしゃれ空間」「できる自分」

「心地よい整い空間」を

つくりこんで演出するのも

やめます。

たくさん遊んで床をキズつけ

どんどんあせり散らし

ドタバタします。

「急なお客様対応」には

一緒にいたいという感情と

「飾らない心」だけ

持つことにします。

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遊びに来てくださる皆様のおかげで
「本」ができました。
ありがとうございます！

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